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NHKドラマ化決定!「みをつくし料理帖」

今年2017年5月より、NHKの🔗土曜時代ドラマにて、高田郁さん原作「みをつくし料理帖」が放映されます。

みをつくし料理帖」は、大阪から出てきた女料理人「(みお)」が主人公の、人気時代小説です。累計部数は300万部を超えるそうです。



NHKドラマの主演は黒木華さん。

かつて、テレビ朝日でもドラマ化されたことがあったそうですが、その時の主演は北川景子さんだったそうです。ドラマは拝見していないのですが、お写真を見る限り、イメージとしては黒木華さんのほうが「らしい」でしょうか。北川景子さんは美人すぎるような気がします……主人公の澪は、「可愛らしい」感じで、けして「美人」ではないようですからね(笑)

原作は全10巻+「料理帖」が1巻。物語が本当に綺麗な終わり方をしたシリーズで、最終巻を読んだ時は涙を抑えきれませんでした。
良いお話を読むと、「幸せだなぁ」って思います。

みをつくし料理帖(全10巻)+みをつくし献立帖(1巻) (ハルキ文庫 た 時代小説文庫)
みをつくし料理帖(全10巻)+みをつくし献立帖(1巻) (ハルキ文庫 た  時代小説文庫)高田 郁

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主人公は幼少時、淀川の水害で両親を失うも、大阪の名料理屋「天満一兆庵」に拾われ料理の道へ。しかし大火で「天満一兆庵」を失い、女将「芳」と共に江戸店を頼って上京。……したものの、江戸店は主人の不始末で閉店。一度は芳ともども行き場を失ったものの、蕎麦屋「つる屋」の主人・種市に誘われ、再び料理人として包丁を握ることに。

以降、女性であることや江戸と大阪の違い、ライバル店の出現などに悩まされながらも料理に邁進していきます。

年頃の女性なので、一応恋愛話も出てきますが、最大のテーマは「料理」および「調理」です。もちろん、これまでにも「料理」がテーマの時代小説は色々ありましたが、このシリーズのヒット以降、「ジャンル」として定着したと思います。

最大の見どころは、作中に出てくる料理の数々でしょう。ほとんど肉が登場しない江戸の料理が、これほど豊かだという事に驚かされたものです。

もうひとつは人間模様ですね。登場する人物は皆、心や過去に傷を抱えていて、どこか切ないです。その人たちが「料理」を通して結びついていきます。

とはいえ、けして「料理」が万能の魔法ツールではありません。限界もあります。主人公の澪も、下戸という、料理人としては致命的な欠陥がありますし、「小娘」らしく未熟なところがチラホラ(笑) 江戸時代としては「行き遅れ」な年齢ですけれども……。

でも、それがこの作品の「醍醐味」でもあるのでしょうね。

ドラマも楽しみですが、私としては「みをつくし料理帖」原作がなによりお勧めです!



ところで……。

この作品には、「女の料理人なんて!」という描写が、たびたび登場します。私も、これを読んでいた時は「江戸時代だし、そういうものなのだろうな……」と思っていました。が、この後、女性が小料理屋の女将で料理人、という作品をいくつか読んで、「江戸時代に女性の料理人って珍しいの? 違うの?」と、疑問に思っています。江戸時代には「専業主婦」が居ないので、女性が営む「お総菜やさん」も結構あったとか……?

どなたか、お分かりになる方、ぜひご教示のほどお願い申し上げます。


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